LIFE LOG(ワキガ・ワキ汗に悩む男の格闘日誌)

ワキガ・ワキ汗に悩む男の格闘日誌

ワキガ・多汗症の手術、対策などについて実体験をもとにゆるく書いていきます。

【実体験】2回目のワキガ・多汗症手術に向けて(病院探し①)

こんにちは。まさおです。

前回のブログにて1回目の10代の時に受けたワキガ・多汗症手術についてお話しましたが、今回は2回目の手術について書いていきたいと思います。

*前回ブログはこちら。

pmasao.hatenablog.com

  1. 今回の病院選びのコンセプト
  2. ミラドライとは
    2-1.ミラドライってどんな手術?
    2-2.ミラドライのメリットは?
    2-3.ミラドライのデメリットは?
  3. 最初に訪問した病院にて
    3-1.新宿マリアクリニックに行き着いた経緯
    3-2.カウンセリング当日

1.今回の病院選びのコンセプト

そもそも、今回はどういった観点で病院を探したのかというと、大きく下記の3点です。

①GWに長期でお休みをもらえたので、ダウンタイム含めてGWでケリがつく手術を受けたい

②2回目の手術になるので、身体へのダメージが少ない手術にしたい

③症例数が多い病院で診察を受けたい

特に私にとっては①は大事で、仕事に影響が出ないようにしたい、ワキガ手術したと気づかれたくない、と思っておりました。

ネットサーフィンを夜な夜な繰り返し、行き着いたのはミラドライという術式でした。 

2.ミラドライとは

このミラドライ、これなら今の私の希望を叶えてくれるかも、と思えるような、なかなか魅力的に見える術式でした。

2-1.ミラドライってどんな手術?

このミラドライ、ざっくりどのような施術かといいますと、専用の機械でワキの皮膚の上からマイクロ波を当てて、汗腺を破壊するというものです。

ワキの汗腺が集中するエリアは表皮から大体2㎜~3㎜下(?)のエリアらしく、そこの深さにマイクロ波を当てることで熱を発生させ、汗腺を壊すとのこと。

表面は冷却しながらマイクロ波を当てるため、表面は火傷しないという仕組みみたいです。

また、メスを入れずに行う施術であるため、術後もワキを固定する必要はなく、ダウンタイムが少ないという意味で優れた治療法であり、アメリカの政府機関であるFDA(アメリカ食品医薬品局)も認可しているようで、比較的正当な術式なのかと思います。

ちなみに例えば、同じように熱を加えて汗腺を壊すという施術でビューホットというものがございますが、こちらはFDAが認可している施術ではございませんし、開発元の韓国でも認可されていないとのこと。(2019年1月時点)

*詳細はこちら

また、他にも川崎中央クリニックさんの登録商標である、ウルセラドライという術式もございまして、切らずに治すというコンセプトは同じものです。

今回私はミラドライを受けたいと思ったのですが、上述の切らずに治せる術式を比較した結果だったので、そのことについては記事を分けて書ければと思います。

2-2.ミラドライのメリットは?

私が思うミラドライのメリットは主に下記の3点かと思います。

①切らずにワキガ・多汗症を治療できるので、傷跡が目立たない

②切らないので、ダウンタイムが短い(当日から極端な行動制限なし)

③切らないので、痛みが少なく、手術時間も短い

2-3.ミラドライのデメリットは?

一方で、私が思うデメリットは下記の3点かと思います。

①切らずに治療するので、物理的に吸い取ったり切除したりする術式と比べると、効果についてはムラがありそう

②新しい術式なので、そもそも熟練している医師が少なそう

③高額である(大体30万ぐらいでしょうか。)

とはいえ、体にメスを入れなくて、かつ高い効果が期待できる術式ではありそうなので、このミラドライに狙いを絞って病院を探しました。

結果的に伺った病院は新宿マリアクリニック共立美容外科の銀座院の2件でした。

3.最初に訪問した病院

最初に訪問したのは新宿マリアクリニックでした。新宿マリアクリニックに至るまでの経緯や、カウンセリング当日の様子をお伝えできればと思います。

3-1.新宿マリアクリニックに行き着いた経緯

とりあえず、何はともあれミラドライでググった時に、ミラドライわきが多汗症の医師団(?)のホームページに行き当たりました。

ミラドライわきが多汗症治療センター 公式

何やら、このミラドライわきが多汗症の医師団というのはミラドライの施術を行っている病院同士で提携し、豊富な症例をもとに研究会や意見交換会を行っているとのことで、ミラドライの施術に関しては経験値が高そうなニオイがします。

上記のデメリットでも記載しましたが、私が思うデメリットの1つとして、新しい術式なので熟練している医師が少なそう、という点については少し解消できそうな気がしまして、とりあえずこの団体に所属している病院で唯一23区内に拠点を置く新宿マリアクリニックに話を聞いてみようと思い、無料カウンセリングの予約をしてみました。

3-2.カウンセリング当日

当日は予約時間よりちょっと早くついてしまいました。

そのため、待合室で待たされるのですが、けっこう狭く、女性も入ってくるので男性の私には多少居心地が悪かったです。笑

約束の時間になると問診票を渡され、記入します。

その後、個室に通され、そこでまずは看護師さんと話します。

ワキガ・多汗症のチェックのためにガーゼをワキに挟むよう指示され、その状態でミラドライについての説明を一通り受けます。内容はネットでも調べられることばかりなので、新たな収穫はありませんでした。

その後、看護師さんは退出し、しばらくガーゼを挟んだ状態で待機します。

しばらくすると看護師さんがやってくるので、ガーゼを渡してニオイ、湿り気をチェックします。

それが終わると先生とのカウンセリングになります。

別にネガキャンしたいわけではないのですが、率直に申し上げるとなんとなく不愛想な感じの先生でした。

ミラドライについての説明を軽くされ、問診票で聞かれている質問を再びされました。

その過程で私が一度手術を受けているということを伝えると、

「え、手術受けたことあんの!?」と雰囲気が変わり、

「一度手術を受けたことある人のミラドライはおすすめしないですね~」

とのこと。

 

先生曰く

「ミラドライは表皮から2㎜~3㎜という汗腺が集中するエリアを狙ってマイクロ波を当てる施術であり、一度手術を受けて皮下組織に変化がある人の場合、そもそもその2㎜~3㎜という前提が当てはまらないこともあるため、本来当てるべきではないところにマイクロ波が当たってしまう可能性もあり、思わぬリスクがある。」

とのことで、ミラドライはオススメしないときっぱり言われてしまいました。 

そのうえで、「施術するかどうかはあなたの自由だけどね」とのこと。

あとは何か質問があればどうぞ、ということでちょこちょこ気になっていることを質問してカウンセリングは終了しました。

 

結局、医師にきっぱりとおすすめしないとまで言われて、リスクを負う人がどこにいるのでしょう、という感じで、ミラドライでの施術は諦めました。

 (そもそも危険性がない(少ない)と思っていた施術だったのに、予想外でしたが、よくよく考えてみれば、人体の一部を壊す施術ですから危険がないわけないですよね。笑) 

ただ、直接医師から話を聞くことができて、危険性についてもしっかり説明していただけて、それは非常に有益でした。

手術を受けるにせよ受けないにせよ、ネットで調べているだけでなく、自分の症状や背景もお伝えしたうえで、医師からアドバイスを頂くことは大事だと思いました。

皆様も手術を少しでも考えているならば、百聞は一見に如かずということで、ネットで夜な夜な調べているより、無料カウンセリングした方が疑問や悩みは晴れるかもしれません。

次回のブログでは共立美容外科の銀座院でのことを書いていければと思います。

少しでも皆様の参考になれば幸いです。

ありがとうございました。